Trade Agency編集長のKです。
2026年、相場はいきなりフルスロットルで動いていますね。 まだ正月気分でチャートを見ていると、一瞬で資金を溶かしかねない「特大ファンダメンタルズ」が2つ同時に飛び込んできました。
- 日本の経済界トップたちが「日銀利上げ」にGoサインを出した
- 米国がベネズエラを攻撃(地政学リスクの再燃)
この2つ、FXトレーダーにとっては「特大のトレンド転換シグナル」です。特にFintokeiなどのプロップファームで合格を目指す皆さんにとっては、チャンスでもあり、即失格になりかねない地雷原でもあります。
今日はこのニュースを深掘りし、「結局、何を売って何を買えばいいのか」を解説します。
経団連・経済同友会が「利上げ」を容認した意味
ロイターの報道によると、経済3団体の新年祝賀会にて、企業のトップたちが口を揃えて「インフレ対応としての利上げが必要」「今年前半にも利上げを」と発言しました。
ここが重要:経済界の発言ポイント
- 三菱UFJ 亀澤社長:「今年前半にも次の利上げをした方がいい」「中立金利は切り上がっている」
- 大和証券 荻野社長:「実質金利はまだマイナス。上げていく余地はある」
- 日本製鉄 今井社長:「今の政策方針なら心配していない(金利上昇は織り込み済み)」
これまで日本企業といえば「金利を上げるな(借入コストが増えるから)」というのがポジション・トークでした。しかし、ここへ来て「利上げ容認」へと大きく舵を切っています。

これは市場にとって、極めて大きな構造変化です。日銀の植田総裁にとって最大の障壁だった「政治・経済界からの反対」が事実上、消滅したことを意味します。つまり、日銀はもう遠慮なく利上げボタンを押せる環境が整いました。これは中長期的な「円買い(USD/JPYショート)」の強力な根拠となるでしょう。
米国vsベネズエラ:地政学リスクと資源価格
一方で、海外に目を向けるときな臭いニュースが入ってきました。米国がベネズエラを攻撃。 これは、原油(USOIL)とゴールド(XAU/USD)のトレーダーにとっては無視できない材料です。
【徹底比較】「国内要因」vs「海外要因」のトレードへの影響
今回のニュースは、「日本国内の事情」と「海外の有事」が複雑に絡み合っています。 どっちを見ればいいの?という方のために、影響を整理しました。
🇯🇵 国内要因(円相場)
- 方向性:円高(USD/JPY 下落)
- 背景:経済界の利上げ容認、賃上げ継続(5%目標)。
- 注目点:日銀会合でのタカ派発言。
- 戦略:戻り売り狙い。今までのような「円安頼み」は危険。
🌎 海外要因(コモディティ)
- 方向性:資源高(原油・金 上昇)
- 背景:米国によるベネズエラ攻撃、地政学リスク。
- 注目点:紛争の長期化、他産油国への飛び火。
- 戦略:押し目買い狙い。突発的なニュースでの急騰に注意。
プロップトレーダー(Fintokei等)が気をつけるべき「失格リスク」
さて、ここからが本題です。 我々プロップトレーダーは、単に相場の方向を当てるだけでは勝てません。「ルールの範囲内で」勝つ必要があります。
今回の状況で最も怖いのは、ボラティリティの拡大(変動幅の増大)です。
編集長Kのトレード戦略案
今の環境なら、僕はこう動きます。
- USD/JPY(ドル円)
- 目線:ショート(売り)
- 企業の「利上げ織り込み済み」発言は重い。上昇局面(戻り)があれば、そこは絶好の叩き売りポイント。ただし、突発的な円安(地政学リスクでのドル買い)があれば逃げる準備もしておく。
- USOIL(原油)
- 目線:ロング(買い)
- 「影響は限定的」という企業トップの声もあるが、市場は「不安」を材料に買ってくる生き物。ショートは絶対に振らない。

ニュースの見出しで「影響はない」と言われても、チャートが上がっていればそれが正義。「まだ上がるはずない」という思い込み(バイアス)こそが、トレーダーを退場させる一番の原因だということを忘れないでね。
まとめ:2026年は「金利」と「火薬」の匂いに敏感になれ
- 日本の経済界は「利上げ」を受け入れた(=円高圧力)。
- 世界は「地政学リスク」を抱えた(=資源高圧力)。
この2つを頭に入れておけば、無駄な逆張りで資金を溶かすことは減るはずです。 Fintokeiなどのプロップファームに挑戦中の人は、日々の損失限度額(Daily Loss Limit)に余裕を持たせたロット管理を徹底してください。
今年も生き残りましょう。そして、勝ちましょう。
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